遭難が後を絶たない。どうしてこうなるのか考えてみる!現状どうなのか見てみよう!
こんにちは!takamintです(´∀`) 今回は時々ネットのお勧め欄に出て来る山岳遭難について書いていきたいと思います。
そもそも遭難ってどういう状態か?ってところから簡単に書いておきます。
遭難っていうのは、確定的な定義はなんとも言えないようですが、山岳保険のジローへメールで確認したところ、
自力下山が不可能な場合
これが保険のジローからの回答でした。
自力下山が不可能な場合とは?どんな状況を言うのでしょうか?
例えば、
- 怪我をして動けない
- 体調不良で動けない
- 道に迷って動けない
- 恐怖で足がすくんで全く動けない
こんなところでしょうか?特に多いのが『道迷い』と『怪我をして動けない』です。
実際に調べてみました。
全国の発生状況 平成2 9 年の山岳遭難は ○ 発生件数2 , 5 8 3 件( 前年対比+ 8 8 件) ○ 遭難者3 , 1 1 1 人( 前年対比+ 1 8 2 人) うち死者・行方不明者 3 5 4 人( 前年対比+ 3 5 人) 負傷者1 , 2 0 8 人( 前年対比+ 7 5 人) 無事救助1 , 5 4 9 人( 前年対比+ 7 2 人)
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/H30yama_nenpou.pdf
警視庁Webサイト(山岳遭難・水難)より引用
情報は、2017年の分ですが、とっても多いのです。
残念な事です。
⑴ 目的別・態様別 遭難者3 , 1 1 1 人について、目的別にみると、登山( ハイキング、スキー登 山、沢登り、岩登りを含む。) が7 1 . 5 % と最も多く、次いで山菜・茸採りが 1 2 . 2 % を占めている。 また、態様別にみると、道迷いが4 0 . 2 % と最も多く、次いで滑落が1 6 . 8 % 、転倒が1 5 . 1 % を占めている。
警視庁Webサイト(山岳遭難・水難)より引用
この様に、道迷いが圧倒的に多い事が分かります。なぜか?
正直なところもっと減らせるはずなのにとっても多い道迷い。
滑落や転倒による怪我よりも、この道迷いを以下にして減らすかがポイントだと思います。
どうすれば少なくなるか?ですが、要は道に迷わない様にすれば良い。だけです。
これって少しの準備で大きく減らせるものだと思うのです。
そちらについて少し書いてい行きたいと思います。
まず、スマートフォンの活用!
ほぼこれでかなりの件数減るのではないかと思います。
道に迷う=地図を持っていない
多分、こう言う事でしょう。地図が無いのにどうやって場所の把握をするのか逆に不思議です。
前に来た事がある。って言っても日々山の地形は変わりますし、季節によっても違います。
多くの踏み跡がある登山道ならまだしも、少ししか踏み跡が分からない岩場などは特に注意が必要です。
踏み跡度と思って進んだのがけもの道だった!
こんな事になってしまっては、道に迷うだけです。
迷ってしまう前に、自分が進むべき方向はあっているのか?
そういう所をこまめに確認するようにしましょう!
山の道は変わりやすい!
登山は自然界を歩きます。その為多くの場合整備されていない道を通ります。
もちろん整備された道もあるでしょうけど、多くが未整備か整備されていたのに崩壊していた!
こんな所が多いと思います。
前に来た事があるから。って言うのが通用しない事もあるのです。
しっかり確認しながら歩くのはもちろん。事前にネットで検索して、一番最近登った人の状況を確認しておきましょう!
そうする事で、いざ本番!って言う時に、そう言えば崩落してらしいなどの情報になると思います。
ざっくりですが、以上2点に注意すれば意外と遭難は減らせると思います。
十分気を付け準備をし、安全な登山を心がけましょうね!
それではまた~!
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